「新虎の穴」の概要が見えてきた。阪神電鉄の久須勇介社長(62)が26日、松本真尼崎市長(44)とともに、都内の環境省で伊藤信太郎環境相(70)と3者対談を行った。25年3月に兵庫・尼崎市で開場予定の阪神2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」について「常勝軍団に向けて大変期待の大きい施設」と説明。映像分析システム「ホークアイ」を導入するなど、ハイテク機器が集まる最新鋭の施設で若虎たちが腕を磨くことになりそうだ。

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★阪神2軍新施設の概要

▼メイン球場 名称は日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎。両翼95メートル、中堅118メートル(方向やグラウンドの形状・仕様は甲子園球場と同じ)。

▼客席 約3600席。引退試合など特別な場合には外野に臨時で800席設ける。

▼室内練習場 建築面積は6168平方メートル。ブルペン6レーン、打撃練習6レーン。

▼選手寮兼クラブハウス 部屋数は38。将来対応として5部屋増設可能。トレーニングルームは約300平方メートル。