日本野球機構(NPB)は5日、都内の事務局で今年の業務を開始した。

榊原定征コミッショナーが年始のあいさつの際、球界におけるハラスメント根絶への決意を示した。

「NPBとしても重大に受け止めていまして、先日の理事会でも絶対に起こさない、ハラスメント防止、それからコンプライアンスの重視は最優先課題として強く申し上げております。相談窓口、いろんな窓口を作っている球団は多いのですが、さらに整備をして、そういった問題を絶対に起こさないように提案しているわけです。NPB自身はそういった問題があるわけではないですが、そういう問題は絶対におこしてはならないと(職員に)お話をしたところです」

昨秋、楽天の選手による後輩選手へのパワハラ事案が表面化。NPB、プロ野球12球団は、相談窓口の設置などを進めている。