巨人戸郷翔征投手(23)が10日、宮崎県警察本部で一日通信司令官を務めた。

1月10日の「110番の日」にちなみ、警察官の制服に身を包み、業務を模擬体験。「なかなか制服を着る機会もないので、すごく緊張しました。すごい空気感でドラマでしか見たことのなかったので、それがすごい体験できてすごいいい経験になりました」と振り返った。特殊詐欺による被害防止も呼びかけた。

本職では失点を防ぐために全力を尽くす。「防御率は理想でいったら、1点台を出せれば一番。勝ち星でもたくさん勝てれば。1点1点を防ぐという意味でも自主トレを頑張っていければ」と自身初の防御率1点台を目指していく。

日本一のために防ぎたい打者もいる。連覇を狙う阪神近本、中野の出塁率、森下、大山、佐藤輝らの長打はもちろん「木浪さんを防げたら、もっといい試合運びができるのかなと思います」。昨季は16打数9安打の打率5割6分3厘と苦手にした左打者の警戒を特に強める。対策は「言えません。たくさん考えていますけど」と万全セキュリティーで言及は避けるも、「対戦していく中で毎回変わっていくと思う。しっかり対策できればなと思います」と話した。

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