ロッテドラフト2位の大谷輝龍(ひかる)投手(23=日本海L富山)は、マエケン流キャッチボールで課題をつぶしていく。ロッテ浦和球場での新人合同自主トレに参加。最速159キロ右腕は体の軸や重心を意識し、グローブを右腰に当てながらキャッチボールを始めた。

「前田健太投手がやっていて。肩の開きが気になったんで、抑えるために最近始めた」

昨年から体の軸を意識したトレーニングを取り入れると、1年間で球速が5キロアップした。「160キロは出したい」とさらに高みを目指すが、数字にとらわれすぎず、出来ることからやっていく。「ホントにけがなくやっていくことが一番だと思うんで。その結果、数字だったり、新人王だったり、結果としてついてきてくれるような形がベストじゃないかなと思います」。ロッテの“大谷”は、キャンプインへ着々と準備を進める。

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