阪神中野拓夢内野手が「レギュラーで世界一」を目指す。

自主トレ先の愛知・岡崎市で野球教室に参加。三菱自動車岡崎時代を過ごした地元の小学生にも大人気で「日本代表(の中野)と見ている人が多いと思う。日の丸を背負って活躍すれば夢や希望を与えられる。11月のプレミア12に選ばれて、頑張ってるなと子どもに思ってもらえるようにしたい」と決意を新たにした。

昨年の第5回WBC優勝はサブとして貢献。この日、小学生に「世界一と日本一のどちらがうれしかった?」と聞かれ「日本一」と答えたように、充実感はフル回転した阪神での優勝が上回った。「WBCで活躍できたかと言われれば、していない部分が多い。スタメンで優勝に貢献したい思いが強いで。二塁に限らずジャパンのレベルは高い。選ばれるためにはどういうプレーをしないといけないかが(前回大会で)分かりました」。1年間戦うモチベーションにもなりそうだ。【柏原誠】

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