ソフトバンク和田毅投手(42)が未来のプロ野球選手誕生を願った。14日、自主トレ先の長崎市内で開催された野球教室に参加。地元の野球、ソフトボール13チーム計155人の少年、少女たちと交流した。「プロ野球選手に会うことは子どもたちにとってなかなかない機会。プロ野球選手を目指そうと思ってもらえるような触れ合いができていたらいいなと思います」と振り返った。

和田に関しては10日時点で、西武側がFA移籍した山川の人的補償で指名方針を固めていた。だが名実ともにチームの顔であるベテラン左腕の移籍に、ファンから批判の声が殺到。11日に両球団が話し合い、甲斐野を選び直す急展開があった。和田はそれ以来初めての公の場で、子どもたちとストラックアウトを楽しむなど笑顔を見せた。15日には長崎での自主トレ公開を予定している。

ソフトバンク山川の人的補償、異例決着の舞台裏 西武は和田毅打診も反響など鑑み急きょ方針転換