楽天ドラフト7位の大内誠弥投手(17=日本ウェルネス宮城)が15日、初めてのブルペンで持ち球すべてを解禁した。仙台市の2軍施設で行われた新人合同自主トレに参加。捕手を立たせた状態ながら191センチの長身から投げ込む角度のあるボールを16球投じた。「ボールがまずシュート回転しないで真っすぐいくということ、フォームをバランスよく投げるということを意識して投げました」と振り返った。

直球に加え、さまざまな球種を試した。「自分は変化球で結構カウントを取るタイプなので、変化球の感覚は大事にしてる」とカーブ、スライダー、カットボール、フォークと全球種を放った。

すでにブルペンに2度入ったドラフト1位の古謝樹投手(22=桐蔭横浜大)、同5位の松田啄磨投手(21=大産大)はプロ特有の硬いマウンドに苦戦気味だったが「自分は硬いマウンドの方が投げやすかった」とうなずいた。

同じ長身右腕としてロッテ佐々木朗希に憧れを抱く。「自分の身長も同じくらいですし、フォームもまねして投げてるところもある。いろいろ参考にさせてもらってるので、いつかああいうふうなピッチャーになりたいなと思います」と意気込んだ。

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