巨人ドラフト3位の佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)が、オレンジバットで帝京魂を燃やす。

バットをはじめ用具一式はオレンジに統一。センター候補の一角に挙げられる佐々木は、帝京出身とあってひそかに抱く夢がある。「帝京といったら年末の(リアル)野球BANを小さい頃から見ていたので、呼ばれるようにアピールしたい」と定位置を確保し、出演する帝京の先輩・石橋貴明にも活躍を届ける。

◆バットの色 野球規則では使用可能な色が決められている。現在はバットの素材そのものの色、ダークブラウン、赤褐色、淡黄色及び黒と規定されている。黒以外は木目が目視できること。かつてはどんな色でもOKだった。47年に巨人川上が赤バット、東急大下が青バットを使用して人気になった。ただ、バットの不正加工を隠すことを防ぐために64年に着色が禁止に。木地が分かる範囲でのダークブラウンが解禁されたのが81年、02年に赤褐色、05年に黒が認められた。赤褐色解禁後は岩村明憲(ヤクルト)諸積兼司(ロッテ)谷佳知(オリックス)陽岱鋼(巨人)らが使用。昨季は、現役では茂木栄五郎(楽天)涌井秀章(中日)らが使っていた。

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