甲子園歴史館の運営会議が19日、大阪市内のホテルで行われ、阪神粟井一夫球団社長らが出席した。23年度の総入場者数は、過去最多の21万人にのぼる見込み。粟井社長は「野球なり甲子園を伝えていくという使命を果たせて、スタッフ含めて充実感のあった年」と振り返った。この日の会議では新たな取り組みへのアイデアが次々に出たという。欧米でよく行われる記念の年の植樹活動や、バーチャルバッティングセンターに守備体験を足す案も挙がり「そういう発想はすごくありがたい」と感謝した。

甲子園100周年の節目の年を迎え、連覇への気持ちも新た。2リーグ制後初となる、甲子園での阪神日本一決定へ「今年は勝たないといけない年。100周年のこの年に日本一を」と力を込めた。

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