楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22=桐蔭横浜大)が22日、好調ぶりを示した。仙台市内で行われた新人合同自主トレに参加。4度目のブルペンに入り、座った捕手にスライダー、ツーシームを交え26球を投げ込んだ。「今は順調です」と強調した上で「ストレートのラインもだんだんと前回よりも上がってきて、右バッターのインコースに投げきれるイメージはついてきた」と手応え十分だ。

2月に始まる春季キャンプは、ドラフト5位の松田啄磨投手(21=大産大)とともに1軍スタートが決定した。合同自主トレ期間中に残り2回はブルペンに入る予定。「最後にキャッチャーに座ってもらい、最終調整というか」と、いい状態をキープしたまま沖縄入りするつもりだ。

プロ初キャンプまで残り10日ほど。今江監督ら1軍首脳陣へアピールしたい思いは当然あるが、「脱力」を意識する投球のようにリラックスしながら練習に励む。「自分のペースで一番いい状態のときにアピールできればいいかなと思います」。焦らず、淡々と開幕1軍を目指す。

【関連記事】楽天ニュース一覧