オリックス山崎颯一郎投手が150キロのフォーク高速化を目指す。

沖縄自主トレから帰阪し、大阪の球団施設で調整。「フォークの質を上げたい。スプリットに近いフォークを目指してやっています。落差よりスピード。150キロ近く投げられたら」と明かした。将来的には落差も求めるが、まずは球速アップを優先する。

球種の数を追うより、質の向上を図る。「中継ぎにくくると、武器をいっぱいというより、いい球を1個2個ひたすら投げる感じ」。昨季は直球、スライダー、フォークを用いた。中でもフォークを磨いて今季もフル回転する。21日には沖縄でブルペンにも入った。

昨季は終盤に離脱がありながらチーム最多の53試合と大幅増。「今年も50を目指して。去年みたいな登板数を何年も続けられたら」と継続的な活躍を誓った。抑え候補だが、まずはセットアッパーとしての起用が有力。救援タイトルも「今度こそは取りたい」と意欲を示した。【大池和幸】

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