2年目の楽天荘司康誠投手(23)が27日、楽天モバイルパークの室内練習場で自主トレを公開し、開幕投手への思いを口にした。「今はそこに合わせてというイメージでやってるので、そこで投げられるようにキャンプをやっていきたいと思います」と意気込んだ。

今オフはトレーナー2人とともに渡米した。「ずっと行きたかったんですけど、ちょうど飛行機が格安で行けるぞってなって。なるべく早いうちに最先端の野球がどういうことやってるかっていうのは知りたかった」。自身のフォームを第三者に客観的に評価してもらいたいという思いもあり、米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」に出向き、動作解析などを行った。

マリナーズの本拠地T-モバイル・パークに足を運んだものの、基本的にはホテルとトレーニング施設を行き来する日々だったという。「めちゃめちゃ寒くて。マイナス8度とかだったんですよ。多分日本のプロ野球選手で一番寒いところで自主トレやってたんじゃないかな」と笑った。

昨季は19試合に登板し、5勝3敗、防御率3・36。109回2/3を投げた。今季は則本が抑えに転向したことで、エース級の働きも期待される。「そういう役割で投げることを目標にやってる。自分の力でなんとか手繰り寄せたい」と力を込めた。【山田愛斗】

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