オリックスは28日、新たな球団公式ダンス＆ボーカルユニット「BsGravity」が始動することを発表した。大阪市内の商業施設でお披露目会見が開かれ、14人の新メンバーがそれぞれ所信表明した。
球界初となる男女混成のパフォーマンスグループで、既存の「BsGirls」9人と、男性5人の「BsGuys」の2つのグループから構成される。球場でのパフォーマンスは「BsGravity」としての活動を中心に、それぞれ個別のグループとしてもイベント出演や楽曲が作られる予定。「Gravity」は直訳して「引力」で、勝利とファンを引きつけるという意味が込められている。
元BsGirlsの初期メンバーのリーダーで、CHALとして活動し、現在は球団の事業本部の事業推進部でイベントの運営に携わっている松元唯香さん（30）は「BsGirlsが解散するわけではないですけど、BsGirlsを超えるくらいのハイレベルなパフォーマンスだったりが魅力だと思う。そういうところを存分に発揮してほしいです」と期待した。
「BsGravity」のリーダーで、BsGirlsとして5年目のNUIは、男性が加入した新ユニットに「すごく新鮮なんですけど、変化することはすごくいいことだと思う。男性が入ってすごく力強さだったり、パワーも出し方も変わってくるので、そういうところに注目していただければ」とアピールした。
サブリーダーで「BsGuys」にも所属し、これまではテーマパークなどのダンサーとして活動していたというKOTAROは「いろんな意見もあると思うんですけど、それをかっこいいって思ってもらえるのはパフォーマンスで返していくしかないです」。小、中学校では野球の経験もあり、「昔やっていたことと、今ずっとやっているダンスをつなげて、こうやって活動できるので、バファローズを応援できるのはとても楽しみです」と目を輝かせた。
