就任1年目の楽天今江敏晃監督(40)が、日差しと格闘しながら沖縄・金武町での春季キャンプ初日を終えた。歓迎セレモニーから1日が始まり、野手が練習するメイングラウンドとブルペンを行き来。「いろいろ緊張感がありながら僕自身もスタートして、全体練習が無事に終えられたことは良かったと思います」とうなずいた。

本人か影武者か見分けがつかないような装いで登場した。日焼け対策として長袖を着た上で、サングラスとフェースカバーを装着。表情が分からないほどの完全防備で「メディアの皆さんに申し訳ないですけど、ちょっと顔を覆ってます」。素顔を見せる場面がほとんどなかったことを“謝罪”。それでも「ほんとに日を浴びないように、でも存在的には日を浴びたいですけど」と笑った。

自身の打撃投手構想も明かした。練習の合間にスタッフとキャッチボールするなど、なまっていた体を動かした。「僕はやっぱ若いんでね、去年までずっとバッピ(打撃投手)もやってましたし、2軍でずっと投げてた。そんなのは別に変える必要ないですし、選手と一緒に頑張っていけるように」。半年以上、投球していないというが、第2クールぐらいでの“初登板”を目指す。【山田愛斗】

 

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