阪神岡田彰布監督(66)が、11日の1、2軍合同紅白戦に登板する新戦力へ、直球勝負指令を出した。「こんな時期に抑えて。抑えても金にならんで(笑い)」と岡田節で力と力の勝負を期待。

打順は岡田監督のオリジナルのアイデアで、選手の先着順、立候補制で決定。朝食会場で自らの名前が書かれたマグネットを打順の空きのところに張って行き、1番は佐藤輝明内野手(24)、森下翔太外野手(23)に決まった。

阪神岡田監督の一問一答は以下の通り

-新戦力の椎葉、漆原も打者の反応を見るのがポイントか

まあ、そうやなあ。1イニングやから、そういうポジションのピッチャーになる可能性の方が高いけど、どんどんなあ、ここはしかし、抑えにいくんじゃなしに、やっぱりストレートをどんどん投げ込んで行ってほしいよな、どっちかいうとな。

変化球でかわしたりな、この時期なんかまだピッチャーが有利やから、抑えられるかも分からんけど、そういう抑え方よりも、やっぱりな、速いストレートで自分の武器があるんだったら、そっちで投げこんでいってほしいよな、どっちか言うたら。だからあんまり結果結果言うたったらどうしてもな、変化球とかそんな。

今日でもブルペン、3球目4球目くらいから変化球投げとるやん。それは、あいつらなりに明日の準備っていうかな、おーん。明日がなかったらもっと真っすぐいっぱい投げとると思うよ、おーん。なあ、今日が初めてちゃうか。バッター立って。それもあいつらなりにやっぱり明日抑えるいう気もあるんやろな。でもそんなん気にする必要ないんやけどな。いいよまだそんなん。こんな時期に抑えて。抑えても金にならんで(笑い)。

何か課題を見つけたほうが収穫があるかもわからん、逆にな、おーん。抑えてもな、うまいことかわしながら抑えるとかな。そういうのやなしにどーんとストレートでどれくらい1軍のバッターに通用するかっていうかな。そういうのを見たほうがええ時期やで、でも。

それでまた課題見つかったら、それに取り組んでいけばいいんやからな、あんな若いピッチャーは。なにがなんでも0点に抑えなあかん、そんなこと考えとったらあかんよ。どーんと投げこんでいかなな、そないして。

-逆に打者は力強い真っすぐを打ち返してほしい

バッターはある程度経験あるやつがほとんどやからな。そんな新しい戦力いてないし。どっちか言うたらバッターのほうがね、ボンボン、バッティングピッチャーとかマシンとか打ってたけど、シートもやってないからな。

(打撃投手で)椎葉が投げたぐらいやんか。それも2人しか打ってないし。だから本当の意味の実戦の球みたいやな。バッターのほうが楽しみやないかな。ずっとマシンとかそんなんで打ってたのと、本当に生きたボールをな、明日これで何カ月ぶりかにそういうボールを見るわけやから。それでな、ずっとキャンプやってた子とかどれくらい自分で対応できるかとか。バッターのほうが楽しみちゃうかな、そういう意味では。

-右前腕の張りがあったノイジーは

大丈夫とか言いよったなあ。ノイジーとミエセスはあれやん。(紅白戦)DHやけどな。なんかあいつらは飯食いに行くのが遅かったからあんまりええ打順違ったな(笑い)。それだけ言うといたるわ。2人とも9番やった(笑い)。ええやん、そんな。DHで9番で。DH制ちゃうんやから。ピッチャーのところ入れ言うて(笑い)。

-キャンプに来たジェフと話は

いや、そんなに。昨日話したからもうそんな話してない、してない。あいつら(ノイジーとミエセス)も失敗した思うとるんかな。飯食いに行くの遅かったから。

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