阪神岡田彰布監督(66)が14日、第3クールでの若手選手のアピールに、ほおを緩ませた。

11、12日と1、2軍合同紅白戦に出場し、プロ初盗塁も決めた育成ドラフト2位の福島圭音(けいん)外野手(22=白鴎大)について「1軍でもどんどん使ってみたいという気にもなる。代走から守備に行ったり、どんどん使っていきたい。打つ方もそんな悪くない。2戦目にいいヒットも打ったし、他の選手にも刺激になると思うんですけど。大抜てきだと思いますけどね」と思わぬ大活躍に目尻を下げた。紅白戦では2試合で4打数2安打、2打点、1盗塁。福島は16日からの第4クールで1軍昇格が決まっている。

また、11日に登板し、2回3安打1失点(自責0)の門別啓人投手(19)も「良かったですね。ブルペンのボールをそのままバッターが立っても投げ込めるのはたいしたもん」とたたえた。次回登板については「次は3イニングくらいかな。17日ですか。最初の練習試合で3イニングくらい投げさすと思う」と今キャンプ初の1軍対外試合となる17日楽天との練習試合(宜野座)で登板すると明言。「堂々と投げてるし、なるべくパ・リーグ相手に投げさそうと思ってるんで。今まで通り堂々と投げてほしい」と期待を寄せた。

同じく左腕で育成の川原陸投手(23)も絶賛。「こないだもすごくいいの見せてもらった」と2回1安打無失点と好投だった。「川原もなんか呼んで投げるみたいですよ。3イニングピッチングコーチ入れてましたね。楽しみですね」と次回は1軍での登板で、注目していると明かした。

【関連記事】阪神ニュース一覧