そら、練習試合でも言うよ。阪神岡田彰布監督(66)が19日、練習試合(宜野座)で20日に対戦する韓国サムスンに“警告”したことを明かした。

同チームは17日の日本ハム戦で与死球7と大荒れ。新庄監督を「怖い」とあきれさせた。当然、虎将にも情報はつぶさに入っている。「そら知っとるよ。試合しすぎやろ。ピッチャーおれへんようになるんちゃうか(笑い)」と試合の多さが投球の質を落としているのでは、と推測した。

キャンプ終盤の大事な時期にボコボコぶつけられてはたまらない。相手方の状況も踏まえ、利用したのは元虎コネクションだ。阪神で守護神を務めた呉昇桓がサムスンに現役で在籍中。「言うてあるみたいやで。よう知ってるから、ちゃんと通告しといた、言うて」と両軍関係者を通じて「ホンマ頼むで」のメッセージを送っているという。

日本ハム戦で投げた投手は2軍クラスが多かったもよう。主力級が投げた18日の巨人戦では死球がなかった。そして虎にとって朗報? はサムスン2軍が同時に日本ハム2軍と試合をすること。日本ハムは心配だが…。「2軍も沖縄に来てるから(17日は)なんか交ざったんかは知らんけど。明日は2軍の選手は来ない、いうことやからな」と、ホッとしていた。

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