オリックス山下舜平大投手(21)が今季初実戦に臨み、2回無失点で終えた。2番手で登場して3回2死から安打と四球で一、二塁とされたが、高部を力のある直球で二ゴロ。4回は安田から空振り三振を奪うなど3者凡退で締めた。

実戦マウンドは5回無失点ながら腰痛で降板した昨年8月26日のロッテ戦以来(京セラドーム)6カ月ぶり。「最後もロッテだったので、久しぶりな感じがしました。今の状態でバランスよく力強いボールが投げられるように入りました。まだばらつきはあるんですけど、中には良い球もあったので、それを増やしていきたい」と振り返った。

昨季9勝で新人王に輝き、今季は開幕投手の候補にも挙がる最速160キロ右腕。次回登板は3月上旬の侍ジャパンの強化試合(欧州代表戦)を予定している。

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