日本ハム新庄剛志監督(52)が14日、ユニホーム姿のド派手な“新庄記者”になって支配下契約を結んだ福島蓮投手(20)を質問攻めした。

当初はエスコンフィールドで行われた会見に福島と同席する予定だったが、壇上ではなく記者席に着席。会見冒頭で福島が「本日、支配下契約を結んでいただきました福島蓮です。よろしくお願いします」とあいさつすると“新庄記者”は大きな拍手で祝福した。

その後、テレビ局の代表質問が終わるまでじっと会見を見守っていた“新庄記者”だが、司会者から「その他、会場にいるみなさまで、ご質問のある方、挙手にてお願いいたします」と振られると、“新庄記者”は「はい!」と元気よく挙手。福島への質問攻めが始まった。

 

新庄記者 福島投手は先発がしたいんですか? それとも中継ぎなのか、抑えなのか。それだけ、お聞かせください。

福島 将来的には先発がしたいです。

新庄記者 あ、将来的には。あのー山本由伸君も千賀君も、最初は中継ぎでスタートして今は大スターになっているんで。その方がいいかなと僕は思うので…以上です。

司会者 ありがとうございます。その他…

新庄記者 あ、今日は投げるんですか? 今日は投げますか?

福島 投げると聞いております。

新庄記者 何回(イニング)、投げますか?

福島 1イニング投げると聞いております。

 

ここで“新庄記者”が新庄監督に戻って「みんな、お楽しみに」と、とびっきりの笑顔を見せた。

そして、新庄監督は自身が着ていた約80万円の高級オーダースーツをプレゼント。「これが似合う大スターになってほしい」と着せてあげると「ちょうどいいですね」。さらにサングラスも渡してかけさせて、整髪料も手渡すと「みなさん、よろしくお願いします。じゃ、失礼します!」と笑顔で会見場を後にした。