ホンマかいな…。阪神がまさかの初回4失点を喫し、京セラドーム大阪での連勝を9で止めた。

昨季のセ・リーグMVP右腕、村上頌樹投手(25)がDeNA打線に打ち込まれ、今季初先発で3回7安打5失点(自責1)。昨季先発で1度も失点しなかった初回にいきなり4点を奪われた。先制点は三塁手・佐藤輝明内野手(25)の適時失策で与え、岡田彰布監督(66)も渋い表情だ。チームはまだ4試合終了時点とはいえ単独最下位。1日も早く王者の戦い方を取り戻したい。

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村上がまさかの3回5失点で降板した。5失点は自身ワーストタイ。昨季は圧倒的な安定感を誇ったが、初回はことごとく甘く入り、失策も絡んで止められなかった。3回にも3安打で1点を追加され、その裏に代打を送られた。「先頭からいきなり(四球を)出してリズムも悪くしてしまった。直球の質があまり良くなかったのかな。力んでいたので、もう少し落ち着いて投げればよかった」と反省の言葉が並んだ。