DeNA萩原龍大チーム統括本部長が14日、DeNA入りが決定的な筒香嘉智外野手(32=ジャイアンツFA)について、報道陣の取材に応じた。

現在の交渉については「もちろん、代理人を通じて、取っています」と認め、感触については「わからないです」としながら「できる範囲の中で、最大の条件を出してるつもりですので、条件を出したからあとはもう待ってるとか、そういうつもりではないです。答えを待ってるというよりは何度か交渉をしてます」と複数回交渉を重ねていることを明言した。

チームにとっても、救世主となる。開幕から「2番一塁」だったオースティンが、右太もも裏の肉離れで戦線離脱。佐野、牧、宮崎のクリーンアップは強力だが、一方でこの日も今季2度目の無得点に終わるなど、オースティンの代役は現状では不在で、NPB通算205本塁打をマークした筒香の存在は最大の補強ポイントと言える。

萩原チーム統括本部長は「外国人野手を補強するべきじゃないかっていう論調は聞いてます。彼がもし戻ってきた時に編成の大きなピースになるというふうに信じて、ここまで待っていたというのもあったので、それぐらい大事に思っている選手だというふうに思っています」と筒香獲得への自身の思いを込めた。

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