楽天が終盤に猛攻を仕掛け逆転につなげた。

1点ビハインドの8回。ロッテ3番手の沢村拓一投手(36)を攻略し、4連打3得点でノックアウトした。なおも攻撃の手を緩めず、この回だけで計4点を奪って試合をひっくり返した。

8回1死から小郷、村林の単打でつなぎ一、二塁とし、3番浅村が左翼線を破る適時二塁打を放ち同点。4番島内が2点適時三塁打。6番阿部の左前適時打で1点を追加し、4-1とした。

先発の内星龍投手(22)は7回1失点と好投。初回からエンジン全開で最速152キロの直球に加え、キレの良いカーブやスライダーを織り交ぜ的を絞らせず3者凡退。唯一失点を与えた3回もポランコの中犠飛での1点に食い止め、後続を抑えて最少失点。その後はゼロを並べた。24日に誕生日を迎え、22歳初登板。今季3度目のクオリティースタート(QS)をマークして試合をつくった。

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