DeNA上茶谷大河投手(27)とドラフト6位ルーキー・井上絢登内野手(24)が、29日からの中日2連戦(バンテリンドーム)には参加せず、出場選手登録を抹消されてファームで調整する見込みとなった。

接戦時やビハインド時、ロングリリーフなどさまざまなシチュエーションでフル回転した上茶谷は、28日巨人戦(横浜)の同点の6回に2番手でマウンドに上がるも、2/3回を3安打2失点で負け投手に。直近3試合連続失点中で9試合に登板して防御率5・23と精彩を欠いていた。上茶谷は「実力ですね。自分のやりたいこともできないし、体の状態も良くないので、この結果につながっている。体を全身で使えるようなコンディショニングを整えれば、その結果ストレートも走ってくると思うのまずは体を見つめ直していきたい」と悔しさを押し殺しながら、テーマを掲げた。

井上は主に代打要員とし10試合に出場。14日ヤクルト戦(横浜)ではプロ初安打をマークするも、以降は快音なく13打数1安打で打率0割7分7厘だった。28日の巨人戦では5回に代打で出場も、投飛に倒れ「ファーストストライクを見逃してしまった。1軍は1球しかないので、その1球を仕留められるようにしたい。チャンスはもらってましたけど、結果を出せなかった」と悔しさをあらわにした。再び1軍の舞台を目指して、ファームで成長のきっかけをつかむ。

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