ヤクルトの5回の攻撃中に、試合が一時中断を余儀なくされた。先頭の青木が左前に運び無死一塁。続く中村がカウント1-0となったところで、主審が突然中断を宣告した。予期せぬ事態にスタンドから「さっさとやれぇ~」などの声も上がり騒然とした。

気になる中断理由は、隣接する国立競技場で午後7時半キックオフのサッカーイベントにあった。東京Vと、久保建英所属のレアル・ソシエダードとのプレシーズンマッチ。試合に先立ち夜空に大型花火が打ち上がる演出があったため、プロ野球は中断を余儀なくされた。球場内の大型スクリーンには「現在、国立競技場でのイベントセレモニーに伴い試合を一時中断しております。試合再開までしばらくお待ちください」と映し出され、2分余り経過後に再開した。

ヤクルトはこの機を逃さなかった。ロッテ先発の種市が試合再開後に突如として制球が乱れた隙を突き、長岡の中前適時打などで2点を奪って3-2と逆転した。よもやの試合中断が明暗を分けることになった。