阪神森下翔太外野手(23)が「自分の思う限りは初めて」という先頭打者本塁打で試合を決めた。初回第1打席、メルセデスから弾丸ライナーで左翼へぶち込んだ。
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森下の試行錯誤はシーズン中も続いている。5月17日ヤクルト戦(甲子園)。試合前の打撃練習で使用していたバットには赤色の重りがついていた。
目的は「バットが体の近くから遠ざかるのを避けるため」。200グラムの重りをバットの中心部につけ、ティー打撃を行う。感覚や映像を確認し、内角の球を体に近い部分から出したいと考えたからだった。「あれでボールを打ちに行った時に重いので下がります。それを下がらないようにすれば、あれを抜いた時に自分のところでアジャストできる感じ」と説明。確率アップのために、オフの自主トレで取り組んでおり、5月10日からのDeNA3連戦(横浜)で再び使い始めた。
自らの「感覚」を大事にしている森下。調子が落ちた時の対処法を増やそうとしている。「ここがちょっと悪いなと思ったら、それに対策の1つとしてどんどん引き出しをつくって、今やっています」。今季はここまで打率2割4分4厘。シーズン通して結果を出すため、2年目の挑戦は続く。【阪神担当=村松万里子】



