あの日の涙から、ちょうど1年だ。阪神前川右京外野手(21)が、代打で勝ち越し打を放った。6回無死一、三塁で登場。しぶとく中前適時打を決めた。
球団を通じて「打席に入る前に(木浪)聖也さんが前向きな言葉をかけてくれたので、思い切ってスイングすることができました。大事な場面だったので、なんとかランナーをかえすことができてよかったです」とコメントした。
ちょうど1年前の7月28日。広島戦にスタメン起用された前川は、3打席3三振で途中交代。7回の守備で退くと、ベンチで涙を見せるシーンもあった。
そのベンチで、隣にいたのが木浪聖也内野手(30)。涙の後輩に「今日終わったわけじゃないし、次やり返したらいいじゃん」と声をかけ、励ましていた。
あれから1年。前川は、またも木浪先輩の言葉の力に救われたようだった。



