ヤクルト塩見泰隆外野手(31)が先陣を切った。10カ月ぶりに1軍復帰し、即「1番中堅」でスタメン出場した。1回先頭で、プレーボール直後の初球を迷わずフルスイング。ソフトバンク松本晴の148キロ直球を左翼フェンス直撃の二塁打とした。続く西川の右適時二塁打で生還。わずか3球での電光石火の先制点を演出した。

昨年5月11日の巨人戦で左膝前十字靱帯(じんたい)と半月板を損傷し、長いリハビリを乗り越えてきた。キャンプは2軍で過ごし、慎重に回復のステップを踏んできた。1日の2軍巨人戦で実戦復帰した時には「苦しかったし、悔しさも焦りもあった。いろんな人のサポートがあり、ここにたどり着けた。1軍で活躍できれば、恩返しになると思う」と話していた。

21、22年の連覇時は1番で打線をけん引した。俊足と長打力、そして勝負強さも備える男が戻ってきた。

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