日本ハムの2年目左腕、細野晴希投手(23)が自己最長の7回を投げ1失点と好投した。5回を過ぎると足がつる課題も克服し、息詰まる投手戦で力のこもった98球を投じた。6回無失点の前回登板に続き、プロ初勝利はお預けとなったが、スタミナ面でも成長した姿を披露した。救援陣も5人が無失点で継投し、延長12回引き分け。チームは単独首位を守った。
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細野が長髪をなびかせ快投した。初回、先頭の小森を外角高め直球で空振り三振に斬ると、続く小深田は外角低め直球で見逃し三振。「狙いにいきすぎるとあまりいいこともないので、振ってくれと思いながら投げてました」。6回には前日2000安打を達成した浅村からも、内角へのチェンジアップで空振り三振を奪い、7回3安打5奪三振1失点と好投した。
コンビを組む同期・進藤の存在も大きかった。2回の投球を終えてベンチに戻ると、「もっと腕を振ってこい。ちょっと、まとめようとしすぎてるから、もっとファウルを打たせるようなイメージで」と声をかけられた。4回には先制点をプレゼントしてもらい、直後のマウンドは鈴木大、阿部、村林の中軸を3者凡退。「点を取ってもらった次の回、3人で終われたのは個人的には良かった」。5回に犠飛で許した1失点のみで、救援陣にバトンをつないだ。
新庄監督から「5回に足がつるルーティンがあるから」と突っ込まれていたスタミナ問題についても、マグネシウム効果で克服。試合前と試合中に摂取し、自己最多98球を投げた。
一度、1軍登録を抹消され登板間隔が空くことになるが「やることは変わらないので。これを続けていけたら」。プロ初勝利はお預けも、着実にステップを上がっている。【永野高輔】



