NHKは8日、3日に89歳で死去した巨人長嶋茂雄終身名誉監督の生涯を振り返ったNHKスペシャル「さよならミスタープロ野球」を放送した。
「ON砲」として巨人黄金期を築いた盟友のソフトバンク王貞治球団会長(85)、元巨人でヤンキースGM付特別アドバイザーの愛弟子松井秀喜氏(50)など関係者の証言がVTRで紹介された。
23年WBCで世界一に導いた日本ハム栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(64)は日本代表監督の就任当時、長嶋さんから助言をもらっていたことを明かした。「自分の信じたことをやりなさい。あなたが監督になってやるので。自分が信じた道を進まないと結果に結びつかない」と伝えられ「それがすごく楽になりましたし、そういう言葉をいただけたのはうれしかったです」と振り返った。
長嶋さんの助言を胸に、世界の舞台に挑んだ。決勝米国戦の1点リードの9回、最後のマウンドを大谷翔平投手(30)に託して世界一を手にした。
大谷が12年に日本ハムへ入団し二刀流挑戦に世間が懐疑的だった時も、長嶋さんから「本当に両方とも才能あるよね。そう思ってるんだよね。だったらいきましょうよ。周りではなく自分が信じた道を選手と一緒に歩むべきだ」という言葉を掛けてくれたと感慨深そうに振り返った。



