全パのコーチを務めた日本ハム新庄監督が19年ぶりの球宴を大満喫した。「楽しい、楽しい」。第1戦は三塁コーチに立って約160万円の特注「電光掲示サングラス」でスクイズのサインを出すなど盛り上げた。ただ、この日はベンチから試合を見守り続け、準備していたサプライズは“自主規制”していた。
希代のエンターテイナー指揮官の流儀に従った。「最初に(全パが)点取りすぎたでしょ。同点だったら僕もね、用意してたんですけど。あの点差になったらもう出る必要がない。そんなもんすよ」。選手たちが盛り上げた試合展開を見て、惜しげもなく自ら身を引く形を取った。
この日も自ら発案のガラポン打線が躍動した。「ガラポンいいな(笑い)。普通にいい打順だもん。素晴らしい選手しかいないから、そりゃいい打順にはなりますけど」。そのおかげでサプライズを披露できなくなったというオチも付いたが、楽しかった祭典も終了。26日からはリーグ制覇を目指すリーグ戦が再開する。「ちょっと楽しみですね。ほんとに爆発してくれそう、みんなが」。今度はドラマチックなフィナーレでみんなを驚かせる。【木下大輔】



