都市対抗野球(8月28日開幕・東京ドーム)に出場するJR東日本東北(仙台市)が25日、日本製紙石巻(石巻市)とオープン戦を行った。序盤リードを許すも、浦林祐佑内野手(23=亜大)の犠飛で迫り、小鷹葵捕手(25=青学大)の3ランで逆転に成功し、大会前最後のオープン戦を白星で締めくくった。
この日1安打1打点の浦林は、雪辱に燃えている。昨夏の都市対抗野球では、ルーキーイヤーながら「1番遊撃」で全5試合に先発出場。毎試合安打を放ちチームの準優勝に大きく貢献したが「長打で流れを一気に変えられる選手じゃなかった。もっとできることがあったはず」。悔しさをにじませながら振り返った。
昨冬のアジアウインターリーグでの刺激やウエートトレーニングも生き「鍛えた体で飛ばす意識で、飛距離も出てきました」と長打力にも自信をつけた。都市対抗1次予選からは主に3番の主軸を任されるようになった。同大会2次予選では、13打数7安打3打点で東京ドーム切符を引き寄せる活躍。本選が決まってからの約2カ月は「調子に左右されずに戦い抜けるバッティングができるように」とバットを振り込み、チームメートの助言にも耳を傾け、手応えをつかみ本選を迎える。
チームとしては5年連続、自身としては2度目の都市対抗。初戦は30日、トヨタ自動車(豊田市)と対戦する。「やることをすればいい勝負もできるし、勝てない相手ではない。チャンスで打つことも守備で引っ張ることも。今年はチームを引っ張っていかなければいけない打順においてもらっているので、勝ちに貢献できる仕事をしていきたいです」。昨夏とは違う覚悟で、レベルアップした姿を全国でも見せるつもりだ。



