日米通算200勝に王手をかけた巨人田中将大投手(36)は、2回6安打5失点で大記録達成とはならなかった。
日テレG+で解説を務めた広島OBの山本浩二氏(78)と野村謙二郎氏(58)は、田中将の投球内容と独特の緊張感が影響する野手の動きに目を向けた。
田中将は逆転してもらった直後の2回、味方失策から崩れた。先頭打者への死球とポテンヒット2本で無死満塁とされると、1死後に中村奨の遊ゴロで併殺かと思われた打球を遊撃手泉口が後逸し、同点に追いつかれた。
野村氏は「僕もショートをやっていたので気持ちはわかります。今日の試合って特別じゃないですか。野手も緊張していますよ」と理解を示した。だが「ダブルプレーっていう打球ですから、ショックは大きいですよね」と一言。山本氏は「人工芝と天然芝の差はあるよね」と話した。
その後、田中将が暴投で勝ち越し点を献上。山本氏は「インコースに構えたので、うーん」と逆球を指摘。野村氏も「逆球はキャッチャーも捕りづらいですし、ちょっと泉口のエラーから野手も固くなってる感じですね」と流れの悪さを語った。
さらにファビアンに左前2点適時打を浴び、この回だけで4失点した。ファビアンに2球目カーブをすくわれたシーンについて、野村氏は「腕を振るときのインパクトで、打者からすると『あ!変化球だ』ってわかるようなヒットでしたね」と指摘。続けて「田中自身はすごく丁寧に投げているのは伝わってくるんですけど、ファビアンの間を見て、何か打者の中で感じるものがあるのかなと。これだけ勝っている投手に大変失礼なんですけれども」と、変化球と直球で腕の振りの違いが出ているのではないかとの見立ても示した。



