チーム最古参トリオが2年ぶりの勝利をもたらした。王子(春日井市)が延長10回タイブレークの末にパナソニック(門真市)を7-6で下して初戦突破を決めた。入社10年目の前田滉平内野手(31=駒大)、細川勝平捕手(31=中部大)、神鳥猛流内野手(31=中部大)がバットで見せた。

前田が5回に左翼席に先制弾を放り込めば、細川が2点ビハインドの9回2死二、三塁の土壇場で同点タイムリーを放ち、延長戦に持ち込んだ。

延長10回表にパナソニックに3点を奪われ万事休すかにみえたが、打者6人でつないで4点を奪い試合をひっくり返した。5-6の2死満塁、神鳥の打球は三塁方向へのボテボテの内野ゴロだったが、執念のヘッドスライディングで相手三塁手の失策を誘発。2者が生還し、サヨナラ勝利に貢献した。神鳥は「クリーンヒットよりも価値がある。最後まであきらめないチームカラーが出ましたね」とうなずいた。