2日中日戦(バンテリンドーム)に先発する阪神村上頌樹投手(27)が優勝マジック7から最短リーグ優勝へのけん引役として意気込んだ。

「(マジック)7になったんで、早めに(優勝を)決められるように。勝っていけるようにしたいなと思います」

炎天下の甲子園でキャッチボール、ノック、30メートルダッシュ。汗をしたたらせながら、きょう2日からの中日戦へ鼻息も荒かった。

チームは今季の中日戦は8勝9敗と唯一負け越している。村上は対照的に中日戦4戦2勝(1完封)0敗。防御率も1・67と安定感を誇っている。

「昨日(8月31日)は藤浪さん(が先発)で打順が違いましたけど、その前の2試合は9点ずつ取っている。(中日打線は)いい状態なのかなと思うんで、気をつけたい。1発のある人もいますし、作戦をかけられる人もいる。あんまり塁に出さないことが、一番楽に投げられる。回の先頭(出塁)、四死球は、なるべく避けられるようにしたい」。

中日は右打者封印の藤浪シフトを解いて阪神に臨む。リーグ1位近本の安打数に2本差に迫る岡林を1番に置き、近本の盗塁数にあと1と肉薄する足を持つ上林、主砲細川を復帰させ、ボスラーで組まれる竜打線への警戒心は解かなかった。

村上は現在10勝3敗で、7つの貯金をチームにもたらしている。勝率は巨人山崎とリーグトップの7割6分9厘で並ぶ。最多勝争いも才木、DeNA東に2差で追走中。防御率も1・94とリーグ4位でタイトル圏内にいる。最短Vは中日3連戦後の5日広島戦(甲子園)だ。「(優勝は)甲子園で決まると思う。金土日、火水木と甲子園が続く。早いうちにするのが一番。カード頭の初戦を取れるようにすれば、いい印象で2試合目、3試合目に挑める」。2年ぶりの優勝、そして個人タイトル奪取へ、虎のエースがカウントダウンを加速させる。【伊東大介】

◆阪神マジックは 2日の試合でM7から一気に2つ減らすには、阪神が中日戦で○、巨人がヤクルト戦に●、DeNAが広島戦に△か●が条件になる。現在阪神が巨人、DeNAそれぞれに対してM7という状況のためで、阪神○、巨人●だけではマジックは1つしか減らない。

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