現役引退を表明したDeNA森唯斗投手(33)が21日、横浜市内の球団事務所で引退会見に出席した。
森唯は間違いなく「常勝軍団」のメンタリティーを輸入した。面倒見が良い人柄だけでなく、黄金期のソフトバンクのど真ん中にいた右腕の存在は大きかった。
弟子のような存在で1日に17時間をともにすることもあった2年目右腕の松本凌は練習への姿勢で「なんでやらんねん」と厳しく言われることもあったという。それでもアニキの背中を見れば返す言葉はなかった。「一番早く来てトレーニングしたり走ってたり。それを見ていると自分もやらないといけないなと」。森唯にとって、ソフトバンク時代には摂津、サファテ、馬原…。名だたる先輩たちがずっと練習する姿を見てきた。「それを見たらやらないといけない」。DeNAでは逆の立場として背中で示してきた。
森唯は引退会見で後輩たちへ言った。「まだまだ伸びると思うし、もっともっと若手が突き上げないといけない」。“森唯斗イズム”が根付いた若手がDeNAを常勝軍団に導く未来があるかもしれない。【DeNA担当=小早川宗一郎】



