西武田村伊知郎投手(31)は打者3人に対し、無安打の好投を見せた。

「戦力外からの時間が短くて急ピッチで仕上げてきた。ただ、秋の練習も良い感覚あった。それが少しでもみせられればと準備してきた」。体の使い方を見直す中で手応えを感じていた中で、直球と落差の大きなフォークで攻めた。先頭の阪神野口はフォークで三ゴロ、広島宇草は泳がせて左飛、DeNA鈴木は右飛に抑えた。

16年ドラフト6位で西武に入団。リリーフ右腕として通算150試合に登板してきた。昨季からは背番号も「20」になり、さらなる活躍が期待されたが、今季は20試合で防御率3・58と苦しんでいた。

10月27日に戦力外通告を受けた。「独特の雰囲気と緊張感があって。すごく自分の野球人生の中でも良い経験になった」「無事に投げられたことがひと安心」と再挑戦の一歩を踏み出した。「自分自身としては、やってきたことが来春、そして来年1年どういう形になるかっていう姿を、すごくワクワクしながら取り組んでいた。なんとかそれを出せる場所が欲しい。その場所さえあれば、その姿が見せられるという思いもあります。なんとかその場所をつかみたい」と希求した。

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