野球殿堂博物館は4日、26年の野球殿堂入り候補者を発表した。現役を引退したコーチ、監督に贈られる「エキスパート表彰」の候補に、今季までヤクルトで打撃コーチを務めた杉村繁氏(68)が選出された。
杉村氏は現役時代、ヤクルトで11年間プレー。引退後は指導者としてヤクルト、横浜(現DeNA)で25年間コーチを歴任。ヤクルトで青木、山田、村上、横浜で内川ら主力打者の育成を担い、チーム力向上と若手強化に大きく貢献してきた。
エキスパート表彰は、監督としての成績だけでなく、球界発展への貢献や指導実績など、幅広い功績を対象とする部門。選考委員による幹事会では「候補者を固定化せず、さまざまなタイプの人を取り上げることで選考を活性化させたい」との意見が出された。その流れの中で、指導者として長年にわたり実績を積み、育成面で顕著な成果を残してきた杉村氏を候補に加えることが決まった。
幹事会関係者は「エキスパート表彰の性格上、現場で指導に携わってきた方々にも光を当てたいとの考えがあった。まずは候補として名前を挙げ、投票結果を見ていきたい」と説明した。
選考は球界関係者による投票で行われ、来年1月15日に発表される。



