ソフトバンクが近藤健介外野手(32)の一振りで日本ハムに逆転勝ちし開幕2連勝を飾った。2点を追う5回2死満塁、達の直球をとらえた打球は右中間へ。一塁走者周東も快足を飛ばして生還。「高い集中力で一振りで仕留められた。周東の走塁で逆転できた」。逆転3点適時打を放ち二塁ベース上で拳を突き上げた。4回にはチーム初安打となる左翼線への二塁打。それまで1人の走者も出していなかった達にプレッシャーを与えた。
前日27日の開幕戦には1号ソロ。この日は決勝打でお立ち台に立った。「最高に気持ちいいです。みなさん心配していたと思うので、なんとか打ててよかったです」。WBCではまさかの13打数無安打。心配する鷹党に向け復調宣言した。小久保監督も「その話はもういいじゃないですか。年間で3試合無安打なんてある。何の心配もしていない」と全幅の信頼を寄せる。
速球対策もあり、元々下半身から上半身を動かす打撃をオフに上から下への逆の動きにチャレンジした。「今も上から。(昨年までに)戻してはいない」と、試行錯誤しながらも進化を続けている。侍での悔しさはもう過去の話。チームも14年以来12年ぶり開幕から2戦連続逆転勝ちと好発進だ。【石橋隆雄】



