昨年9月に左肩の手術を受けた楽天早川隆久投手(27)が、1軍復帰戦で今季初勝利をつかんだ。本塁打を放った太田、YG安田とともにお立ち台に呼ばれ、真ん中に立ってファンから歓声を浴びた。本拠地では24年9月14日の日本ハム戦以来、574日ぶりの白星。「本拠地で勝ちを積み重ねることがファンにとっても一番の恩返しになると思う。まずは本拠地で勝てて良かった」と、かみしめるように言った。

堂々の復帰戦だった。4回まで無安打投球の快投。5回、オリックス先頭のシーモアに初安打を許すと、そこから無死満塁のピンチを背負う。それでも、杉沢を二ゴロ併殺。その間に1点は失ったものの、続く若月は遊ゴロで最少失点で切り抜けた。7回を87球、3安打1失点、5奪三振。「緊張は意外となくて、どっちかっていうと、楽しもうっていうマインドに持っていったのが一番近いかなと思う」。心の余裕が快投につながった。

この日の一戦は「ポケモンベースボールフェスタ」として開催され、ピカチュウも来場した。ポケモンは「ダイヤモンド・パール」をプレーしていたという左腕は「一番最初のゲームは、ポケモンを両親からもらった記憶があります」と懐かしんだ。

ドラゴンタイプのポケモンがお気に入りだ。好きなキャラクターを問われると「カイリューなんですけど」と明かし「かわいい感じの顔してるけど、強いんで。自分もそういうギャップで」。マウンド上では楽しみながら腕を振り、相手打線の脅威となる。【山田愛斗】