継投が裏目に出てソフトバンクが連敗し、2位楽天に0・5ゲーム差に迫られた。まだ4月とはいえ16日の北九州で敗れれば首位陥落となる。同点の8回2死、3番手尾形の初球155キロ直球を、楽天村林に左翼テラス席へ運ばれた。決勝の2号ソロ。小久保裕紀監督(54)も「初球から村林がよく打った」とほめるしかなかった。

先発大関は今季取り組んでいたワインドアップ投法を封印し6回2/3、2失点と試合をつくった。前回、7日西武戦で9安打6失点と打ち込まれていたが、この1週間でフォームを修正した。「違和感なくシンプルな動きができたので、続けていこうと思う。肩甲骨の動きが制限されるところがあったが、より体をしっかり使って腕が振れる感じがあった」と封印がプラスに出た。

「直球も悪くなかった。強さ、キレは前回よりもよかった」と、球速以上の力強さが戻ってきた。

小久保監督は「点を取った次のイニングの失点が気になる。ゲームはつくった」と4回に味方が同点に追いついた直後の5回の失点に苦言を呈した。反省点はあるが、昨季最高勝率左腕にとって「ここから上がってくると思う」と手応えつかんだマウンドとなった。【石橋隆雄】

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