阪神が今季4度目の完封負けを喫し、4月1日以来の3位転落となった。交流戦は1試合を残して、球団歴代ワーストとなる12敗を喫した。

打線は西武武内夏暉投手(24)に10三振を喫すなど、計14三振。好機をつくるもあと1本を出せなかった。

この試合で「7番三塁」で先発したルーキー立石正広内野手(22)は4三振。目を潤ませているようにも見えた。

試合後、藤川球児監督(45)は立石について聞かれ「先人たちも言いますけどね、何番に入ってもチャンスが回ってくるし、それはもう…」と言葉を選びながら話し始めた。

「全てに通じますけど、ある意味強すぎる刺激なのか、それが乗り越えられる刺激かというところはすごく、選手成長においては重要なのかなとは思いますけど、1人ずつ選手の成長具合も違いますので、一番重要なことはタイガースの中で、しっかり活躍できる選手になっていく、心も強く、体も強く、キャンプもね、なかなか送れてない状態で来てますから」

初の1軍戦となった5月19日の中日戦(倉敷)で初打席の初球を安打にするなど、鮮烈なデビューから活躍してきたルーキーにやってきた壁。「これから、1年間、年間通して戦うと、進めていかなければいけませんから、チームとしては毎日を勝たなければいけないというところ」と指揮官。先輩たちのように壁を乗り越えれば、もっと強い選手になっているはずだ。