日刊スポーツ客員評論家の渡辺久信氏(60=前西武GM)が16日、西武-ロッテ14回戦(ベルーナドーム)を観戦しました。気温は30度超、屋根とスタンドの間に壁がない構造の西武本拠地は一気に暑い季節に。ここで戦ってきた立場での「ナベQ論」をいつもの口調でお届けします。【取材・構成=金子真仁】

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暑いね。コーラうまいね。ゲリラ豪雨は終わった? 一気に湿気も出てきて、さぁ試合開始って時にちょっとモヤってきたかな。屋根のない西武球場時代も湖の水蒸気の影響なのか、夕立が多かったね。球場一面が霧とかもあったし。山を掘った場所だから、グラウンド内はなかなか風が抜けなかったかも。

ここからが勝負というところで、8月はベルーナで15試合か。暑い暑いばかり言われるけど、現実的に今はここで試合をして優勝を目指すんだから、やれることをやるだけだと思う。暑さの影響は体力低下とかもあるけど、一番は集中力がそがれること。今の時代は事前データも多いけれど、それを生かす思考能力も集中力があってこそ。とっさの判断もね。(6回好機の)今も小島の犠牲フライ出たけど、センターが浅くてもノーステップでホーム送球を狙うなら、二塁ランナーの西川も三塁行けたよね。もったいない。

集中力を維持するために何ができるか。結局はよく食べることとよく寝ることに尽きるんだよね。これだけ運動していたらすぐ寝られるんじゃ、って? そんなことない。それは単に普段が運動不足だから。投手なんて投げ終わった後、脳も体も興奮しているし、簡単には寝られないよ。俺も現役時代、投げ終わって夜更かし、あったよ。いや、遊び歩いてたんじゃなくて、ベッドで横になってるのに全く寝られなくて。実は今でもこうやって解説の仕事でナイター見て、寝付きづらい日もあるんだよ。

野手にしても、特に(滝沢)夏央なんて遊撃も二塁も回って、あれだけ走って、考えて打って。本当にしっかり睡眠取ってほしい。いま一番ケガしちゃいけない選手の1人だし。チームも選手が試合に100%を出せるように配慮はしている。高校野球見てると選手がけっこう足をつってるけど、プロ野球はそういうシーンほぼ見ないし。何年前からか西武もベンチ裏に置いてるけど、氷をしっかり入れたスムージーが夏の運動にいいって言うよね。(日刊スポーツ客員評論家)

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