巨人が今季3度目のサヨナラ勝ちを決めた。坂本勇人内野手(37)が1-1の9回2死一、二塁で、4号サヨナラ3ランを左翼席に運んだ。チームは引き分けを挟んで6連勝した6月2~10日以来の3連勝。3カード連続勝ち越しへ、大事な初戦を制した。

殊勲打の坂本はお立ち台で「思い切って振りにいこうと。覚悟を持って振りに行きました」と振り返った。通算14本目のサヨナラ打には「それだけ、チームメートがチャンスに(打席を)回してくれているというのが理由だと思います」と感謝した。

来日1年目で早くも中日戦5度目の先発となったフォレスト・ウィットリー投手(28)は5回まで無安打、自己最多11奪三振を積み上げた。同じ中日と東京ドームで対戦した6月20日には、8回2死まで無安打。逃したノーヒットノーランへの再挑戦の好機到来と思われたが、1点リードの6回に失速した。

1死で岡林にこの日初安打の二塁打を許すと、死球と2四球で押し出し。6回1安打1失点で、4勝目はならず。「5回まで良かっただけに、6回がとても悔しいイニングになってしまった。自分への怒りで震えています」と悔やんだ。

打線はリーグ2位の防御率を誇る大野から、初回に先制した。先頭打者の浦田俊輔内野手(23)が右前打で11試合連続出塁。犠打を絡め、2死三塁から4番ボビー・ダルベック内野手(31)が3試合連続打点となる左翼への適時打を放った。

1-1の同点で迎えた9回、先頭の松本剛外野手(32)が左前打で出塁し、2死一、二塁から坂本勇人内野手(37)がサヨナラ3点本塁打で試合を決めた。サヨナラ打は今季2本目。通算300号となったサヨナラ3ランを放った5月13日(福井)以来となった。

▼巨人坂本が5月13日広島戦に次いで今季2本目、通算8本目のサヨナラ本塁打。サヨナラ本塁打の最多記録は清原(オリックス)の12本で、8本は歴代4位タイ。セ・リーグでは王(巨人)若松(ヤクルト)に並んで最多となった。サヨナラ安打は通算14本目で、こちらは歴代5位タイ。セ・リーグでは王の15本に次ぎ、長嶋(巨人)に並び2位に進出した。今季はまだ4本塁打の坂本だが、サヨナラ3ランが2本、代打同点3ランが1本と、貴重な場面で1発を打っている。

【動画】巨人坂本勇人が劇的サヨナラ3ラン 手荒い祝福に満面の笑み>>