もう大阪なんて、怖くない。日本ハムは投打の歯車がかみ合って、オリックス戦6連勝。就任以来、昨季まで4年連続で負け越している京セラドーム大阪で快勝し、新庄剛志監督(54)は「あら、珍しい。この球場でこんな勝ち方。力が抜けて、みんな。いつものファイターズのプレーに戻った感じがしますね」と、声を弾ませた。
今季京セラドーム大阪であげた3勝は、いずれもシャットアウト勝ち。この日は、打線もきれいにつながった。2回、万波中正外野手(26)、吉田賢吾捕手(25)の連続長短打で1点を先制。4回に野村佑希内野手(26)、清宮幸太郎内野手(27)の連続適時長短打で2点を加えると、5回は2安打と守備の乱れに乗じて1点、7回にも2安打に足を絡めて1点を奪うなど、小刻みに得点を重ねた。
オリックス先発ジェリーを捉え、左翼への適時二塁打とした清宮幸は「僕の場合は外にシュートが結構、来ていたので、打ちやすいところまで目線を上げた。(逆方向は)たまたまっす、たまたま。なんか、向こうに飛んだって感じです」と、照れた。
守りでは、二遊間を守る水野達稀内野手(25)と奈良間大己内野手(26)、右翼万波の好プレーが先発細野晴希投手(24)を助けた。前カードで首位ソフトバンクに負け越したものの、しっかりとチームのスイッチは切り替わっている。50勝に到達し、雰囲気は最高潮。清宮幸は「1試合1試合、全部勝つつもりでやっているんで、もうその繰り返し」と、夏場以降の勝負を見据えた。【中島宙恵】
◆日本ハムと京セラドーム大阪 新庄監督が就任した22年は同球場で2勝9敗と惨敗続き。昨年まで1度も勝ち越したことがなく、今季も4月24~26日の最初のカードで3連敗を喫した。新庄監督就任後の通算成績は18勝28敗2分け。



