阪神下村海翔投手(24)が5回を2失点で投げきり、待望のプロ初勝利を挙げた。3回に中山に先制2ランを許すも、佐藤輝明内野手(27)の3試合連続アーチで1点差に。さらに6回、坂本誠志郎捕手(32)が逆転2ランを放った。そこからは3人の継投で1点リードを守り切り、球団史上初の東京ドームでの10勝目も挙げた。
ヒーローインタビューは下村。観戦に駆けつけた両親への思いをたずねられ、涙ながらに感謝を伝えた。
-まずはプロ初勝利。おめでとうございます。
ありがとうございます。
-記念すべき1日。まずは率直な思いを
やっぱり入団してから結構時間かかってしまったんですけど、1軍で勝つこと目標にリハビリ頑張ってたので、本当にうれしいです。
-どんな思いでマウンドに
大事な戦いになると思ってたんですけど、チームのみなさんが2連勝して今日を迎えてくれたんで、その流れに乗ろうと思って必死に頑張りました。
-ピッチングを振り返って
先制点、与えてしまったんですけど、その後のピンチとかはしっかり粘れたんで、まあ粘り強く投げられたかなと思います。
-佐藤選手が3戦連続の本塁打、坂本選手の逆転2ラン。打線の頼もしさは
5回で交代って言われて、ベンチで応援していて、まさかあそこで逆転してくれるとは思わなかったんで、本当に打った瞬間、本当に跳びはねるような感じで喜んでしまいました。
-プロ初勝利はだれに伝えたいか
今日も関西から両親が見に来てくれてるんで、今どこにいるかわからないですけど、あとでラインなりなんなり連絡してありがとうって伝えたいです。
-ご両親に一言
やばい(と目頭押さえる)。えっと…(嗚咽)入団してから心配ばっかりかけてたんですけど、家帰ったときとか全然ぼくの話とかせずにずっと見守ってくれてたんで。たぶんぼくよりも心配してたと思うんですけど。時間はかかってしまったんですけど、なんとか今日勝ててよかったです。
-素晴らしい親孝行。ファンの声援はどんなパワーに
いつもピンチのときにすごい声援を送ってくださって、それが本当にマウンド上で力にかわったので、いつもファンのみなさんの応援に支えられてなんとか投げることができていました。
-ゲーム差が3に。その勝利に貢献
自分は全然力になれてないと思うんですけど、任せられたところで精いっぱい頑張って、これからもチームに貢献できるように頑張ります。
-最後に一言。
入団してからすぐ手術してしまって。球団の方にもファンの皆さんにも、病院の先生にもトレーナーさんにもいろんな人に支えられてきたので、今こうやって投げられるのもその人たちのおかげだと思ってますし、なんとかチームの勝利に貢献できるようにこれからも必死で頑張ります。
◆下村海翔(しもむら・かいと)2002年(平14)3月27日、兵庫県生まれ。小学3年から野球を始め、中学時代は宝塚ボーイズ所属。九州国際大付に進学し、甲子園出場はなし。青学大では23年日米大学野球でMVP。23年ドラフト1位で阪神入り。1年目の24年4月にトミー・ジョン手術。26年5月に実戦復帰し、同年7月2日中日戦でプロ初登板。174センチ、70キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1100万円。



