阪神村上頌樹投手(28)が2年連続3度目の2ケタ勝利を達成した。巨人との首位攻防3連戦の初戦に先発し、7回4安打1失点で今季10勝目。5回2死までは打者14人に対しパーフェクト投球で、前夜17安打9得点だった巨人打線を止めた。

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村上は夏場に強い。暑さが本格化した7月以降は4勝1敗、防御率1・33の好成績。唯一の黒星だった8月4日DeNA戦(横浜)も6回1失点で、先発投手として十分な仕事だった。好調の要因は「水分補給と睡眠は絶対です」と言う徹底的な対策がある。

特に睡眠はスポーツ選手ならではの快眠が生み出されている。疲労が蓄積する夏場は「やっぱりシーズン全体と比べてプラス1時間くらいは寝ています」と明かすが「でもそれが逆に奏功しているのかなと思っています」と睡眠時間の確保につながっている。適度な水分補給は意識すれば容易だが、快眠をつくりだすのは難しい。週に一度、精密なコントロールを武器にエースの仕事を全うし、体をじっくり癒やしている。

村上の8月登板が終わった。次回は9月。優勝決定に向けてのラストスパートだ。先発ローテーションを守り抜く藤川阪神の大黒柱は「開幕投手に選んでもらった以上は1年間守り抜いていかないと」と自覚をにじませ、今夜もぐっすり眠った。【只松憲】