<広島1-12阪神>◇25日◇マツダスタジアム

 金本頼りだった打線が、試合開始から主砲抜きで一気に畳み掛けた。1回に挙げた4点を手始めに計12得点。広島を全く寄せつけなかった。真弓明信監督(55)は「理想的では?」との問い掛けに「ですね」と短く応じた。

 1回二死一、三塁で不振にあえぐ新井が左中間へ2点二塁打。17打席ぶりとなる安打に「いいところで1本出て、チーム的にも個人的にもよかった」。さらに葛城が右越え2ランで続く。ここまで代打での起用が多かったが、先発出場したこの日は4安打3打点の大当たり。「いい形を維持できている。真っすぐをとらえられているのがいいのかな」と自己分析した。

 終わってみれば計16安打。開幕から驚異的な好調が続いた金本にやや陰りが見える中、打線全体に活発化の兆しが出てきたことは大きい。和田打撃コーチは「これまで金本頼みだったが、みんなで打ったことがよかった」と話した。

 今季2度目の3連勝。26日には初の同一カード3連戦3連勝が懸かる。真弓監督は「こういう後に点を取れないこともあるので気を付けないと」と気を引き締めた。

 [2009年4月25日19時53分]ソーシャルブックマーク