<楽天3-2広島>◇29日◇Kスタ宮城

 広島が接戦で競り負けた。2点リードした8回には林を投入したが誤算。1死後、連打を浴びて一、三塁のピンチを招くと、バトンを受けたベイルと横山も失点を防げず、同点に追いつかれた。延長10回には右足内転筋などを痛めてリハビリ中だった永川勝が復帰登板を果たしたが嶋にサヨナラ打を許す最悪の結末。野村謙二郎監督(43)も「うちの場合、マエケン(前田健)は完投能力があるが、他の先発のときは投手陣全体で1人でも抑えていかないといけない。8回は一番大事な回。(継投は)迷ったけど、1人ずつでもアウトを取って欲しかった」と悔やんだ。

 [2010年5月29日23時20分]ソーシャルブックマーク