<西武5-1ソフトバンク>◇19日◇西武ドーム

 ソフトバンクは首位攻防戦で西武に敗れ、自力優勝が消滅した。多村仁志外野手(33)が2回に19号先制ソロを放ち1点をリードしたが、3回以降3安打と打線が沈黙し追加点を奪えなかった。今季初先発の大場翔太投手(25)は5失点(自責4)で5回途中に降板、チャンスをものにできなかった。ゲーム差は3・5に広げられた。秋山幸二監督(48)は大場について「あそこだよ。5回の四球。打たれるのは仕方ないけど、意図を考えないと」と渋い表情、自力優勝の可能性も消滅し「西武とは1カ月以上対戦がないから、1試合1試合勝ちを積み上げていくしかない」と気持ちを切り替えた。

 [2010年8月19日22時8分]ソーシャルブックマーク