ロッテは22日、昨年まで阪神でプレーしていたクレイグ・ブラゼル内野手(33)の入団が合意に達したと発表した。

 15万ドル(約1500万円)プラス出来高の単年契約で、今月中に来日する予定。今年は米独立リーグのセントポール・セインツでプレーしていた。チーム関係者が現地で2試合を視察した際に、満塁本塁を放ったことも獲得への好材料となった。

 林球団本部長は「すぐにでもやりたいと言っており期待している。ホームランが打てる長距離ヒッターを獲得したかった。日本での実績も判断材料となった」と説明した。

 伊東監督も楽しみにしている。「何人かほかにも候補がいてDVDを見たがよくなかった。それなら日本で実績がある方がいいと思った。とにかく飛ぶのが魅力。今年は飛ぶボールですし。接戦となったとき、ひと振りで決められる」と、後半戦の起爆剤として大きな期待を寄せた。